約 412,076 件
https://w.atwiki.jp/kata-niho/pages/253.html
原語 straight 和訳 名詞 直線、一直線、直進、直球 瞬殺、連続、頭越し 直毛 その他の品詞 正直、真っ直ぐ、直球的、直接、率直、素直、包み隠さず、純朴、朴直、直截 一発で、一回で、そのまま、一発合格、一度で、呆気なく、滞り無く、途切れず、切れ目無く、間断無く そのまま、 直 (じか)に、 直 (ちょく)で、生の、未処理のまま 慣用句・諺・四字熟語・未分類 公明正大、単刀直入、直言極諫、猪突猛進 間髪を容れず、とんとん拍子 漢字一字 直 正、純、朴、率、直、真 連、続 直、生、儘 やまとことば なほ(直) ひたと(直と)、ただちに(直に)、ひたおもて(直面) 備考欄 辞書 説明 廣辭林新訂版 (名) まっすぐ。一直線。 新訂大言海 (無記載) 角川国語辞典新版 名 ①まっすぐ。②連続。③野球で、直球。④野球などで、二回以上の連勝。⑤ボクシングで、一直線に腕をのばして打つこと。⑥うすめたり、混ぜ物などしない、 生 (き)のままの洋酒。 大英和辭典 〔形〕[一]眞直〔マツスグ〕ナ,直線ノ,一直線ノ,直….[二]傾イテヰナイ,眞直ナ.[三]正シイ,眞直ナ,正直ナ,眞當〔マツタウ〕ナ.[四]全力ヲ盡シテ行フ.[五]妨ゲガナイ,故障ガナイ,障礙ガナイ,途切〔トギ〕レナイ.[六]正シイ,正確ナ,間違ガナイ.[七]〘俚〙信ジラレル,信用ガ出來ル,當テニナル,確カナ.[八]〘俗〙率直〔ソツチヨク〕ナ,有リノ儘ノ,ザックバランノ,アケスケノ,アカラサマノ.[九]【トランプ】順序ガ續イタ札(例ヘバ一點・王・女王・兵士・十點ナド)カラ成ル.[十]整頓シタ,整理サレタ,整ッタ,秩序ガ立ッタ,秩序正シイ,整然タル.[十一]〘俚〙純粹ノ,雜〔マ〕ゼ物ガナイ,水ヲ割ラナイ,薄メナイ,生一本〔キイツポン〕ノ.[十二]〘U.S.俚〙①品質ガ均等ナ.②數量ノ多少ニ拘ラズ割引シナイ.[十三]〘U.S.〙【政治俚語】①黨ノ主義ヲドコマデモ守ル,主義・政策ヲ眞直ニ守ル主張ヲ抂ゲナイ.②正規ノ候補者全部ニ投ジタ.[十四]【弓】直徑ガ等シイ(矢柄〔ヤガラ〕ニイフ).[十五]†伸ビタ,張ッタ.〔名〕[一]直線ノ部分,眞直ナ所.[二]眞直ナ物:特ニ,直線.[三]河區,河ノ曲リ目ト曲リ目トノ間.[四]競馬場ノ最後ノ曲リ角ト決勝點トノ間ノ所.[五]【トランプ】順序ガ續イテヰル五枚ノ手札(「ポーカー」ナドデ).[六]眞直ナコト.〔副〕[一]眞直ニ,直線ニ,一直線ニ.[二]〘古〙直〔スグ〕ニ.[三]〘俗〙正シク.[四]一致シテ,符合シテ,ピッタリ竝ンデ.[五]〘俚〙水ヲ割ラナイデ,薄メナイデ,生一本〔キイツポン〕デ. 同義等式 原語単位 straight=真っ直ぐ カタカナ語単位 ストレート=真っ直ぐ カタカナ語の類義語 ダイレクト 附箋:S ス 英語
https://w.atwiki.jp/pmvision/pages/1469.html
《業火絢爛》 No.861 Command <第十弾> NODE(2)/COST(1) 効果範囲:その他 発動期間:装備 【装備/場】 (自動γ): 〔全てのプレイヤー〕はカードをプレイする場合、2ダメージを受ける。 「ここから排除するまで逃がすもんか!」 Illustration:青芝クレハ コメント 「東方非想天則」チルノルートにおける霊烏路空ステージのタイトルを冠したコマンドカード。 カードのプレイを行う際、そのプレイヤーが2ダメージを受ける装備/場。 カードのプレイに対して効果が発生するという事は、VISIONがカードゲームである以上どのようなデッキ相手にも一定の効果を発揮しうる。 これを破棄する為のカードをプレイするにも、香霖堂等でデッキを掘り進むのにも、キャラクターカードを出すのにも、相手のカードにカウンターカードを撃つのにも2ダメージと、状況を打開しようと行動する度に状況を悪化させる事になるのだからたまったものではない。 相手に一方的にデメリットを被ってもらいたいならば、オレンジ/9弾や嫦娥/10弾あたりとセットで運用するのがいい。装備/場な為マナシールドとは同時運用できない。 もっとも、それらが無くとも速攻寄りのデッキに入れておけば、上述のようにそれだけで優秀なダメージソースとして機能してくれる。 ちなみに効果が適用されるのは、カードのプレイ前である。(総合ルール5.2.2.g)。プレイヤーにはプレイしようとした時点で2ダメージが与えられる。つまりライフ2以下ではカードのプレイが実質出来ない。このあたりも意識しておくとよいだろう。(総合ルール1.5.3.a) (自動γ)の発生タイミングはプレイする場合なので魅魔/7弾の自身を場に出す効果や雲外蒼天にあるような自動効果は問題無く使用出来る。 読み方は「ごうかけんらん」。元ネタは四字熟語の「豪華絢爛」だろう。豪華絢爛とはきらびやかに輝いて美しい様子。 収録 第十弾
https://w.atwiki.jp/gyakusai/pages/25.html
逆転裁判3>本土坊せりふ ビアンヴニュ=いらっしゃいませ ビアン・シュール=もちろん モン・デュ =なんてことなの!(OMG) メ・ビアン・シュール オー・ラ・ラ =あらまぁ セ・ラ・ヴィ=それが人生よ フェリシタシオン=おめでとう メ・ケスク・セ=(疑問文)何ですって? ジュ・ヴザン・プリ =どういたしまして ヴォロンティエ=喜んで! プルコワ=(疑問文)どうして? ユイ・マンソンジュ=嘘よ シルヴ・プレ=どうぞ~ どうか~(please) クワ=(疑問文)何? ボンジュウル=こんにちは グラン・ミロワール=大きい鏡 トレ・ビヤン=素晴らしいわ ジュ・ヴ・デュマン・パルドン=許してちょうだいな メルシ・ビエン=どうもありがとう 逆転裁判3>アイガ早口言葉 さよう!愚にして戯なる民どもに 我が高邁なる御霊など、理解不能! 貴殿らの暴戻不遜たる罵倒雑言は、 悪逆無道にして人面獣心なる蛮行! 阿鼻叫嘆悪人正機な百鬼夜行的蒙昧 夜郎自大の阿修羅道は悪人正機な 満身創痍神出鬼没美人薄命信賞必罰 夜露死苦四捨五入東西南北四字熟語 さあれ! 我をさげすむがいい! 迷探偵にして不可解人たる我をッ! 殺人者! 脅迫者! 魑魅魍魎たる 我は闇を跳梁跋扈する孤高の奇人! あーっはっはっはっはっはっはっ! 笑いとばしていただきたいッ・・・・! アイガ早口言葉(平仮名) さよう! ぐにしてあじゃらなるたみどもに わがこうまいなるみたまなど、りかいふのう! きでんらのぼうれいふそんたるばりぞうごんは、 あくぎゃくむどうにしてじんめんじゅうしんなるばんこう! あびきょうかんあくにんしょうきなひゃっきやぎょうてきもうまい やろうじだいのあしゅらどうはあくにんしょうきな まんしんそういしんしゅつきぼつびじんはくめいしんしょうひつばつ よろしくししゃごにゅうとうざいなんぼくよじじゅくご さあれ! われをさげすむがいい! めいたんていにしてふかかいにんたるわれをっ! さつじんしゃ! きょうはくしゃ! ちみもうりょうたる われはやみをちょうりょうばっこするここうのきじん! あーっはっはっはっはっはっはっ! わらいとばしていただきたいっ・・・・! ▲ページ上へ▲
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/4539.html
[乾坤一擲] 【けんこんいってき】 [ME-GA-NE-HA-ZU-SE] ハイライト発生箇所 収録作品 関連リンク ポップンミュージック eclaleで登場した楽曲。 ポップンオリジナル楽曲コンテスト☆大収録祭で採用された公募採用曲。 担当キャラクターは一京(10-1P)。 乾坤一擲 / SHIONY T.O. feat.歯医者マン BPM 193 新難易度 EASY NORMAL HYPER EXTRA 11 27 39→【pea途中】38 46→【うさ猫途中】45 ハイライト EASY NORMAL HYPER EXTRA 5 5 5 5 ポップンオリジナル楽曲コンテスト☆大収録祭でお題枠「俺の考えた新しい音楽」で採用された曲。曲名は運を天に任せて、天下の大博打を行う意味の四字熟語で、乾坤は「天」と「地」を指している。SHIONY T.O.は大吟醸という音楽サークルを持ち、歯医者マンはメタラーでもあり、どちらもGUITARFREAKSのスキルが非常に高い実力を持っている。曲の内容としてはビッグバンドジャズを主体にプログレ・フュージョンなどの要素を合わせて和風ロックっぽいごちゃまぜにした感じのインストで、この曲においてはSHIONYがピアノ、歯医者マンがギターを担当している。 高速テンポのハネリズムが特徴となる。ハイパーはさまざまな傾向が出てくる総合寄りの譜面。縦連打の要素が少ないので、全体的に横に動かす配置が多めで、極端な難所のないオーソドックスな譜面。EXは12分主体の中に16分交互連打や乱打も混じるため、リズム変化の対応が問われる程度。中盤のスライド螺旋地帯が少々混乱しやすい。なお、他の譜面とは異なり、ラストの同時→赤の単押しの後にオブジェが少し降ってくるのを忘れないように。 ハイライト発生箇所 番号 5Buttons / EASY NORMAL HYPER EXTRA 1 2 3 4 5 収録作品 AC版 ポップンミュージック eclaleからの全作品 CS版 関連リンク ポップンオリジナル楽曲コンテスト☆大収録祭 楽曲一覧/ポップンミュージック eclale
https://w.atwiki.jp/minasava/pages/1171.html
【元ネタ】三国志 【CLASS】セイバー 【マスター】 【真名】孫策 伯符 【性別】男性 【身長・体重】176cm・75kg 【属性】中立・善 【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具A 【クラス別スキル】 対魔力:C 魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。 大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。 騎乗:B 乗り物を乗りこなす能力。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。 【固有スキル】 勇猛:B 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 一気呵成:A 攻撃すればするほど勢いを増し誰にも止められない。 攻めれば攻めるほど強くなる反面、防御力が低下してしまう。 断金之交:A 金を断つ程に固い絆を表した四字熟語。 聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。 【宝具】 『小覇王快進撃(オーバーロード)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:800人 袁術に玉璽を献上するのと引き換えに父の家臣団を借り受けた逸話の具現。 伝国の玉璽を破棄することで膨大な魔力に変換し、 それに拠って生前の家臣団をサーヴァントとして現界させる。 ただし敵を倒す前に持続時間が切れた場合、家臣団とともに孫策自身も消滅してしまう。 最大持続時間は26ターン。これは孫策の享年に対応する。 【解説】 父と共に劉表軍と戦い、父が死ぬと袁術に玉璽を譲り兵を得る。 江東に侵出して劉繇、厳白虎、王朗らを討ち、江東の小覇王と呼ばれた。 後に袁術から独立し、曹操に匹敵する勢力を築く。 しかし、曹操と内通したため討った許貢の食客に襲われ負傷。 後事を弟の孫権、義兄弟の周瑜に託して死んだ。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/13039.html
登録日:2011/04/11(月) 23 57 31 更新日:2023/09/11 Mon 12 22 45 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 あるあるネタ おぅ、アレだ アンジャッシュ 創作 所謂一つのどん語 政治家 日本語 言った言わない 説明 説明不足 説明不足な項目 説明不足っていうのはアレだ。 項目とか話の内容とかがアレなせいでアレだったりすることだ。 「蛍光灯買ってきて」と頼んだらサイズの合わないアレを買ってこられたりとか。 つまりはそういうことだ。 追記・修正よろしく。 △メニュー 項目変更 「後は察しろ」 そうか!監督にはそんな意図が…! -アニヲタWiki- で終わって良いわけが無かろう。 言葉通り、物事に対する説明が充分に行われていない状況の事である。 改めて書く迄もないが、そもそも「説明」というのは、“それがどういうものであるのかを、相手にも分かるように順序立てて言うこと”を指す。 当然、不足すればそれを伝えたい相手に充分に理解して貰えない(もしくは曲解される)という事態が起こる。 とはいえ、説明不足という現象が起こるのを説明者のせいだけにするのは酷な話であろう。 説明しすぎて逆に理解されないこともあるし、相手によって理解しやすい説明も違ってくる。 時には、違う理解力の持ち主に同時に説明しなければならない。 ただし、創作物の演出のひとつとして敢えてそうする場合もある。 ◆パターン ●故意型 受け取り手に対して、故意に説明を省くやり方、自発的に何かに気付かせる為に、敢えて説明を省く場合も有るが、 大抵悪意を持った人間に多い。彼等の言い分としては、 「嘘はついていない。少し言い忘れただけだ」 「だってあの時聞かなかったっしょ?聞かれたら答えたのに(ニヤニヤ)」 という事になる。 代表的なのはミステリーの真犯人が証言の矛盾を突かれた時にする言い訳や「僕と契約して、魔法少女になってよ!」など。 ●事故型 偶然説明が足りなくなった、または説明を足りなくしてしまった。 相手が自分と同じ情報、知識を持っていると思い込んでしまった場合や、上手い言葉が見つからなかった。 又は人と話す事が極端に苦手だったりした。 さらに、途中で話から抜けていたり途中から話に乱入した場合起こり得る。 あるいは、今際の言葉の場合もある。 この場合、創作物では肝心の部分に到達できずに力尽きたり、中途半端な所で途絶えて真逆の意味に捉えられることが多い。 故意型と違って悪意の有る場合はまず無いが、それ故にいつの間にか全面抗争並みに関係がこじれてたり、 虎型ロボットが暴走したりする場合も有るので結構シャレにならなかったりする。 ●コミュ障型 事故型の派生。 口下手、恥ずかしがり屋な為に起こってしまった場合。 説明したい事柄を上手く言葉に出来ずに終わったり、やきもきした相手が説明の途中で「だいたい分かった」等と言って会話を切り上げてしまう。 この場合は半分相手の責任であり大抵積み重なったミスのツケを後に払わされたり、大事な情報を聞き逃して死んだりするので人の話は最後まで聞きましょう。 ◆主な例 キュゥべえ(魔法少女まどか☆マギカ) 「僕は魔法少女になってくれって、きちんとお願いしたはずだよ。実際の姿がどういうものか説明を省略したけれど…」 機動戦士ガンダム00 2ndシーズン 「ならどうしてあの時何も言ってくれなかったんだ……!?言ってくれなきゃ……!何も分からないじゃないか!!言ってくれなきゃ……!」 イナズマイレブンシリーズの監督 「練習は禁止だ、合宿所から出るな」←理由は言わない。 ディケイド激情態がスカイライダーを倒す時に使用した技は?(MOVIE大戦2010) 正解は「ディメンションキック」(仮面ライダー図鑑の解説では「全身を発光体と化して敵に命中するまで追尾する変則技」と紹介されている)。 そもそもスカイライダーが墜落した直後にカードを回収なんて回り込みでもしないと無理だろう。 また『装動 仮面ライダージオウ』の担当・G男は装動のディケイドでスカイライダーを倒すシーンを再現したが…? 「あのシーン、ディメンションブラストなんですね…。完全にディメンションキックだと思い込んでおりました」 ゲイツリバイブのデメリットについて(仮面ライダージオウ) 「3年ほど前、ラジオ体操を本気でやってみました。血ヘド吐きました。でも1週間続けたら慣れ、半年後にはラジ体では飽き足らず、自衛隊体操に手を出して血ヘド吐きました。パワーアップってそういうものでは?」 ※白倉Pのツイートより一部抜粋。 仮面ライダーギンガ 「宇宙から来たみたいだけど…ウォズ、何か知らない?」←と正体不明のライダーだったが…正体不明のまま倒された。 一応ワームとの関係性は疑われたが何も解明せずに終わった。 今川泰宏作品全般 特に父から息子への遺言等は大体まともに伝わらない。 コンマイ語 「何?カードの効果はカードのテキストを読めばわかるのではないのか!?」 赤馬零児(遊戯王ARC-V) 柊柚子はアカデミアに攫われたのではなくシンクロ次元に消えたとか、親父の目的とか、零羅を無理にでも戦わせる目的とか、別に彼とか仲間達に言わなくても問題はないよな。視聴者は大体知っているわけだし。 ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団 日本一ソフトウェアのDRPG。 このゲームの特色の一つとして、プレイヤーの分身の役割がほぼ地下迷宮の探索役に特化している点がある。 ストーリーの展開などは周囲の人間だけが勝手に進める形になっており、人間扱いされていない主人公(及びプレイヤー)に対して細かい状況の説明が行われない。 主人公をオペレートする立場のプレイヤーは地上で起きた内容を垣間見ることができるが、現場にいないため常に納得ができるだけの情報が提供される訳ではない。 一方で、現場で状況に直面している登場人物は納得してしまっている上に、他人なので心の中まではテキスト表示されない。 つまりほぼ明確な理由の元に説明不足なのである。前作も同じ感じだったが、今作ではより顕著とになった。 おかげで、特に気にしなければ素通りしてしまうが、細かく見ていると結構な量の伏線が潜んでいる。 人造昆虫カブトボーグVxV リュウセイ「俺はこんなところで負けるわけにはいかない、なぜなら、俺には絶対負けられない理由があるからだ!」 その「負けられない理由」が説明されないため、理論が無限後退を起こしている。 このシーンに限らず、このアニメでは「ボーグバトルの具体的ルール」をはじめ、視聴者に対してまともな説明は行われない。「前後編の後編だけ」「新シリーズの導入部分だけ」「知らないレギュラーキャラの活躍の振り返り」などのエピソードも存在する。 「追記・修正したんだ。立て逃げじゃない」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] キュウべぇのは『説明不足」のレベルじゃねぇだろ!ありゃ「都合の悪いことは言わない」確信犯だ! -- 名無しさん (2013-12-23 21 36 51) 作品のアンチがよくこの言葉を使うが、大抵見落としてるか妙な曲解をしている。 -- 名無しさん (2013-12-23 21 53 38) 物語が破城しない程度の説明不足だったら、設定厨としてはそれはそれで妄想し甲斐があって楽しいんだけどね -- 名無しさん (2014-02-06 21 37 57) ダイレンジャーは道士の説明不足のせいで後半は弟子との間に亀裂が生じていた。これは「周りの人間を巻き込まないため」だけど -- 名無しさん (2014-02-06 21 41 54) 平成ライダーあるある -- 名無しさん (2014-02-06 21 42 34) ↑3 シュタゲなり何なり、ちゃんとしてる奴の妄想大好きですわ -- 名無しさん (2015-08-30 20 29 52) ↑2最近はそうでもない -- 名無しさん (2015-08-30 20 38 35) PSO2はあんまりにもないないだらけでな…一周回って大体を脳内設定で補完してしまった。グラール太陽系はしっかりした設定があったのにどうしてこうなった -- αテストからの現役アークス (2015-08-30 21 09 37) ↑ コッチも似た様なもんだよ……常識がズレまくってる辻斬り娘に、今は大分マシになったが説明聞かずに暴走する馬鹿娘に、相変わらず人の話聞かない馬鹿犬とか居るし……唯一まともなのが厨二秒患者ってどういう事なんだよ… -- 元守護者の傭兵 (2015-08-30 21 49 41) 意図的な説明不足と言えばフロムソフトウェア -- 名無しさん (2015-08-30 22 04 22) 風評被害やでっち上げの一番の原因。 -- 名無しさん (2017-10-02 20 52 03) ↑7ほぼ井上脚本のせい -- 名無しさん (2017-10-02 21 03 05) 原作信者の口癖。なお初見は特に気にしていない事が殆ど。 -- 名無しさん (2018-10-21 18 31 42) 突拍子もなくて説明不足と言われた作品が実はあちこち映像で見せていたり軽く説明してたりということは結構ある。Tweetしながら流し見するから見落とすんだよ・・・ -- 名無しさん (2019-12-03 23 51 36) 打ち切りとかで強制的に終わらせられた漫画がよくなる末路 -- 名無しさん (2019-12-04 21 27 15) ゲイツリバイブの場合はそれが常識だと思ってたから説明する必要ないと思ってたってやつかな -- 名無しさん (2020-04-11 23 57 58) スネーク「聞かれなかったからな」まあ、特に世界観の説明は難しい。その世界(作品)の住民にとってはそれが常識でわざわざアレコレを説明することは不自然なので。エボン教やシュワの墓所のように意図的に情報を隠蔽している事も少なくない。 -- 名無しさん (2021-03-10 19 25 39) 555の花形も何の説明も無しに3本のベルトを送って戦わせたり、アークオルフェノクの正体を説明してないのに「何も知らぬまま」とか言ったり説目不足が酷すぎた -- 名無しさん (2021-10-02 20 46 16) 舞台背景とかいろいろあるけどアニメじゃ説明しきれなかったとかも含む? -- 名無しさん (2021-10-02 21 33 17) 「説明不足の失敗作だ」「見ればわかるだろ。一から十まで全部説明されないと理解できないのか」の対立は結構根深いと思う -- 名無しさん (2021-10-02 22 02 57) 俺は悪くねえはこんな感じかな -- ななし (2021-10-02 23 41 59) 世にも奇妙な物語の「ウイルス」がそうかも。ちゃんと主人公に説明してればあんな悲惨な結末にならずに済んだのに -- 名無しさん (2021-10-04 18 21 59) 故意に説明を省くやり方、自発的に何かに気付かせる為に、敢えて説明を省く場合←これどういう立場でやって“あげている”かわからないが、やりすぎると逆効果になる(何なのだろうこの人、直接ものがいえないのかよって) -- 名無しさん (2022-02-14 23 37 15) ↑3 自分もそれを連想したが、ヴァン先生は確信犯だし、その後の展開を考えると説明でなく相談不足 -- 名無しさん (2022-02-15 06 19 14) ↑2 「こいつに説明を求めても無駄だ」って見限られていざちゃんと説明しようとしても「こいつの言ってることだからどうせなんか隠してるんだろ」って思われて終わり、とかね。自業自得だけど。 -- 名無しさん (2022-08-01 17 32 27) 説明していると言えばしているけど、説明の仕方がおかしい、説明されたけど腑に落ちないパターンもある。あとは劇中のキャラが勝手に予想したことが真実かどうかで見解が分かれたりする -- 名無しさん (2023-09-11 09 26 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/okarowa/pages/90.html
31◇生員集合 グローブに包まれた手を、ぐっと握り、開く。 閉じる。 そしてまた、開く。 ぴーんぽーんぱーんぽーん、と間の抜けた音楽が”第二放送”の終わりを告げる中。 無機質な駐車場の真ん中に立ちつくす赤毛の男……切磋琢磨は、 その動作を繰り返しながら、自らの手に一生消せない汚れがついてしまったことを改めて感じ取った。 「……」 「大丈夫か、タクマ」 「ああ」 「……大丈夫じゃねーだろ。腹、撃たれてただろ」 「ああ」 傍ら、立ち並ぶ黒髪ジャージの女。 手に持つ日本刀についた血をぬぐいながら声をかけて来た一刀両断に、彼は曖昧な返事を投げ返す。 この拳で、人を殺した。厳密には戦いの結果、そうなったというのが自然だが……。 その事実を消化するのに、切磋琢磨は少しの時間を必要としていた。 ちりちりと脇腹に喰らった銃創が痛み始める。なんてことはない。一発喰らっただけだ。 ただの人間ならまだしも、五段階《強くなった》四字熟語の切磋琢磨にとって、 この傷程度ではもう行動の妨げにもならない。 だから、治療より先に。彼はもう少しだけ、足りない頭を回すことにした。 「リョーコさん。青息吐息さんは逃げましたか」 「ああ。すまねぇ、逃がしちまった。だが、深手は負わせた。きっと長くない」 「そうですか……なら、いいでしょう。聞きたいことはありましたが」 「隣のエリアか? あの、氷まみれの」 「ええ。放送で呼ばれた五人のうち誰かがそこで死んでいるかもしれません。彼らは連戦と言っていたので」 「支給品が残ってたら頂きたいとこだな。そこに落ちてる銃もまだ使えるか? しかし、残り七人……青息吐息を抜いて、六人か。さみしくなっちまったもんだ」 「ですね」 「そんなもんかね、バトルロワイアルってのは」 「……でしょうね」 「おいタクマ、ぼけっとしてんなって。話したいことがある」 「ああ」 地面にうずくまったままの紆余曲折、それと一刀両断の会話も耳に遠い。 現実離れした感覚が切磋琢磨を襲っていた。それは、ここが殺し合いの場だという実感。 その中で、自分だけが――別のルールで生きていることの、実感だ。 最初の最初、切磋琢磨は老師に言った。 殺し合いは嫌だが、戦いの結果の死ならば仕方ないと思っている、と。 あれは嘘偽りではない。実際に彼は心の大部分で、今もそう思っていた。 殺し合いは自分にとってシチュエーション以上の意味を持たない。 より重要なのは、戦うこと。戦いの中で、自らを強くすること。 ゆえに、その結果人を死に追いやったという事実は彼の中で驚くほどに軽かった。 これはどうなのか。 四字熟語としてはいいかもしれない、だが、人としてはどうなのか。 彼は考えていたのだ……せめて、何かしなければ。そうだ。 「そうか」 切磋琢磨はそこで、忘れていた”あること”に気付いた。 どこかもやが掛かっていた視界が晴れる。 一刀両断に向かって、顔を包帯で覆った紆余曲折が、思い出したような声をあげている。 「ああ、そうですよ! 一体どこで何をやってたんですか、リョーコさんは。 せっかくタクマさんが特製スタミナバーガーを作ってくれたのにいつまで経っても帰って来ないし!」 「いや、だからそれだって」 「ポニテも無くなっちゃってますし。ここにきてイメチェンですか」 「だから! それを今から話すんだよ。っても話せば長くなるんだけどさ……」 一刀両断、紆余曲折。切磋琢磨の大事な仲間だ。 だから彼らには、自分がこれから行うことを見ていてほしい、そう思った。 「なあ、二人とも」 「?」 「ん?」 「少し待っててくれ。俺、忘れてることがあった」 駐車場を進み出て、手を合わせ。目を瞑って静かに口を閉じる。 先手必勝が死んだB-3、駐車場D地区の方角に向かって、切磋琢磨は黙祷をささげた。 突然の行動に、残る仲間二人はあっけにとられる。 だが、すぐに意味を理解し、やれやれといったポーズをとりながらも真似して手を合わせた。 切磋琢磨にとって、ここで行われるのは殺し合いではない。 あくまで自らを切磋琢磨するための試合だ……試合だからこそ、勝負の後に礼をするのだ。 少しおかしな考えであることは承知の上だ。 だがそれが自分のルールである以上、ここで言うのは謝罪ではない。 「有難うございました」 感謝の言葉を。 ふわりとその場に置くように言って、切磋琢磨は後ろを振り返る。 背後から、二つの足音。 紆余曲折と一刀両断もそれに気付き、ゆっくりとそちらを向く。 そこには、たった今この場に到着し、呆けた顔で三人を見つめる男と少女の姿があった。 男……黒髪の若い青年は、 娯楽施設で調達したらしき「KAIKAI」とプリントされたTシャツにジーンズを履き、 ワックスで跳ねさせた髪を左右に揺らしていた。 その隣に立つ少女は、茶色の髪を大きな髪留めを使って後ろで縛っている。 身に着けた服は白い丸襟のシャツに紺のスカートで、学校で着るような制服に似ていた。 おそらく横の男とともに娯楽施設で調達したのだろう。 「何してんだ、あんたら?」 「あなたがたは……?」 「なにって、黙祷だ」 「ああ、黙祷だな」 「黙祷ですね……そちらは?」 切磋琢磨、紆余曲折、一刀両断。 そして、優柔不断、勇気凛々。 娯楽施設の中心であるB-2地区に、いま、生き残りの六人中五人が集った。 出会った2チームはお互いの状況を見比べる。 紆余曲折の顔に巻かれた痛々しい包帯。 一刀両断のいたるところについた傷、切磋琢磨の腹部から今も流れる血。 優柔不断は憔悴した顔をしており、勇気凛々もまた、体中にひどいケガの跡が見える。 服を着替えても、包帯を巻いても。 隠しきれない戦いの跡、鉄に似た血の匂い。 形は違えど、この殺し合いを生き抜いてきた証をそれぞれが抱えていた。 そしてだからこそ、 この場には緊張した空気が漂う。 目の前の彼らは――味方なのか、敵なのか。 「オレらは、B-1が禁止エリアになるってんで逃げてきたとこ……ってかこの惨状はいったい」 「優柔不断さん、あそこ。血の跡があります。あの、一体、何があったんです?」 「何って。決まってんだろ、殺し合いさ」 張り詰めた空気を最初に切り裂くのは一刀両断だ。 曇天の隙間から微かに漏れる光を、地面に平行に差し出された彼女の日本刀が鈍く反射する。 切っ先を向け、臨戦体勢をとる。 「そして――殺し合いはまだ終わってない。 お前らもそうだろ。ヒトの死を見てきた顔をしてるぜ。とくにそこのお嬢ちゃんは、な」 「一刀両断さん、挑発しすぎですよ」 「そうだ。向こうには戦う意思がない……ように見える」 「タクマも紆余も、人を簡単に信じすぎだ。向こうには青息吐息が逃げてったはずだ。 あたしが喉を切り裂いてやった女が。こいつらがそいつに会ってないってことは無いはずだが?」 「……あなたの問いに答えます。わたしたちはその人には会ってません」 「右に同じだ。すれ違ったんだと思うぜ、たぶん。てかアレ、その日本刀?」 刃を向けられた二人は一刀両断の問いに対し、一人は若干ビビリつつ、一人は毅然として答える。 答えはノー。会っていない、という返答だ。 「本当か」 間髪入れず、一刀両断が言葉の刃を返す。 確かに青息吐息とすれ違う可能性はなくはない。だが、あれだけの傷を負った人間は嫌でも目立つ。 放送が終わってまだ数分ない。 死んだにしても生きているにしても、目にさえ止まらないとなると……。 「ええ、本当です。わたしの……勇気凛々の名にかけて、誓えます。 わたしと優柔不断さんが、これまで会った人の中でまだ生きてるのは――あの人だけです」 一刀両断がぼんやりと頭に浮かべた可能性を肯定するかのように、勇気凛々が場の話題を切り替える。 勇気凛々、それに優柔不断の二名にここでの戦闘意思はない。 お互いに出会ったことのある、とある男にまつわる不思議な事実に気付いた彼ら二人にはいま、 客観的な視点が必要だった――端的に言えば、彼らは仲間を欲していた。 そしてそのためには、ここで戦うことの不毛さを説くことが重要だ。 例えばそう。五人がかりでも倒せるかどうか分からないような強大な存在を知らせることで、それを説く。 「あの人?」 「今はここにはいませんが……優柔不断さんがいなければ、わたしはあの人に殺されていたでしょう。 いえ、あれは、人じゃ無いのかもしれません。人間の首を、斬るなんて」 「首を……?」 「おい待て。今生き残ってるので、青息吐息以外で、ここに居ないってことは」 勇気凛々の語りに対し、 いまだその男に遭ったことのない紆余曲折と、その男と因縁深い切磋琢磨の2人が反応する。 強大な存在。五人がかりでも倒せるかどうかわからない男。 ここに居ない、生き残りの一人。そしてこの局面に至ってまだ、謎が多すぎる”首切りの斧”。 「……”傍若無人”か」 含みのあるトーンで一刀両断がそう言った、その瞬間。 噂をすればなんとやら、というくらい絶妙のタイミングで会場に響いたのは、低い男の声だった。 『――――そうか。青息吐息の行方が知りたいか、モノども――――』 ”放送”と何ら変わりない、ノイズに塗れたブツリという音のあと、 スピーカーを通したようなエフェクトのかかった、傍若無人の、声がした。 「!?」 「なっ」 「今の……!?」 「……傍若無人!?」 「まさか」 五人は一斉に声が聞こえてきた方角を見る。 駐車場の数か所に取り付けられた「B地区」の看板、そのすぐ下に設置された拡声器に似た装置。 店内放送を駐車場に伝えるためのものだ。先の声は明らかに、そこから発されていた。 まるっきり、先ほど奇々怪々が行ったばかりの”放送”と同じ。 何故? どうやって? 動揺する五人をあざ笑うかのように、傍若無人の声はさらに続けた。 『――――青息吐息の居場所は己が知っている。見ろ。飾って置いた――――』 「飾っただと……?」 「人間を、飾る? どこへ?」 『――――二階。二階レストランテラス席。最初に一望千里がいた場所だ――。 ――”切磋琢磨”、《強化された》その視力なら見えるだろう。見てみるがいい――』 「テラス席? それって……」 「……あ……!?」 ――その場所に、指を最初に向けたのは勇気凛々だった。 目に映るものが信じられないと言った顔で、弱弱しくその方向を指差した。 続いて一刀両断が、優柔不断が、そして切磋琢磨がそれを見る。 「……おいおい」 「嘘だろ」 「……な、何ですか?」 紆余曲折は包帯をしていたため、これを見ることはなかった。 切磋琢磨以外の三人には、ぼんやりとしか見えなかっただろう。 だが、それでも。並んだテラスの柵の丸い突起に突き刺すようにして飾られた”それら”が何なのか、 その場にいた全員が直感的に察することが出来た。 ――さらに。 切磋琢磨の《強化された》視力は、”それら”の中に見覚えのあるヘルメットが並んでいるのを見る。 ヘルメットを被った”顔”が、並べられているのを、見る。 「……老師?」 ものいわぬ東奔西走の生首が、テラスの柵に突き刺さっているのを、見た。 「ろ、ろうし、え?」 悲しげに下を向いて並べられているのは、東奔西走の顔だけではない。 柵に並べられているのは全て、彼ら五人のうち誰かが見覚えのある顔だ。 金髪の女、青息吐息。 野性味あふれる少女、猪突猛進。 B-1の惨劇で死んだ、一望千里、軽妙洒脱。 先ほどの放送で笑顔の効力を失ったばかりの――破顔一笑。 彼ら彼女ら六名の生首が、串に団子を刺すように一つずつ飾られ、柵を彩っている。 死体が禁止エリアにある心機一転、頭部の損傷が激しい酒々楽々など、 傍若無人たる大男がその首を斬ることが出来なかった参加者もいるが……、 しかしそこにあったのは、この実験の現在までの死者十人のうち、実に半数以上の”首”だった。 そう、”人”ではなく。 あくまで”モノ”として、それらは飾られていた。 『――――見えたか。見えたのならば、悟るがいい、モノども――――。 ――青息吐息は己が殺し切って置いた。ゆえに下らん論議は、いますぐ止めろ。 ――どうせ同じだ。己が殺す。そしてその首塚に並べてやる。だが――――』 「老師ぃぃいいいいいい!! うぉおおお!! てめぇ!」 「お、落ち着いてください、タクマさん!」 「そそそうだ、落ち着けって! 相手の思う壺かもしれねぇ、」 「よくも、よくも! 何のつもりだ! 何でこんなことを! うぁあああああっ!」 「おちつ……け、っ痛ぇ!」 傍若無人の言葉の続きを遮るようにして。 取り乱し、感情を暴走させる切磋琢磨を、慌てて優柔不断が抑えようとする。 しかし切磋琢磨の力は強く、そして《強い》。 優柔不断の細腕で捕まえておけるような存在ではない。 振り払われしりもちをつくまで二秒。ただ、そのわずかな抵抗のおかげで、 一刀両断、勇気凛々がそれぞれ刀剣を構え、暴走する彼の進行方向に立ちふさがることが出来た。 「止まってください、赤毛のお兄さん」 「あたしじゃあるまいし、勝手な行動を取るような奴じゃないだろ。信じてるぜ、なあ」 「……くぅ……う、ぐ」 「そうです、タクマさん。まだ敵の話も終わってないみたいです。不用意に動いたら、無駄死にですよ」 「紆余……」 足を止めたじろいだ隙を突くように、紆余曲折は切磋琢磨の肩を右手で掴み、制止させた。 そう、争っている場合じゃない。 まだ傍若無人は話を終えてない。この”臨時放送”の理由を、説明していないのだ。 左手に握ったモノを静かに口元へ持っていきながら、紆余曲折はその場の全員に向けて語りかける。 「相手は、僕たちが青息吐息さんについて話しているのを知っていた。 放送室にいることも含めて、ある程度こちらの状況を分かったうえで放送を始めたはずです。 なのにこの放送は、こちらの五人の一触即発を回避させるようなタイミングで始まってる。 殺し合いの進行という観点でみるならこれは悪手です。僕らに潰し合わせたほうが、傍若無人としても楽なはず」 「……確かに、紆余の言う通りか」 「ですね。わたし達は望んでませんでしたが……」 「あのまま行ってたら殺し合いになっちゃっていた可能性も、まあ、あるよな。そこのねーちゃんは怖いし」 「何か言ったかそこの優男」 「い、いえいえ何も言っておりませーん」 「……まあいいや。でも、じゃあ、なんだ? 紆余。 あいつはあたしたちに、殺し合いをしてほしくなかったってのか?」 「それは――分かりません。だから、今から聞くんです。……これで」 全員の視線を受けながら、紆余曲折はそれを構えた。近くの地面に落ちていた拡声器。 青息吐息が使っていたものだ。 先の戦いで日本刀に一部分を斬られたが故に、声の増幅力は落ちているが……。 相手がこちらの状況を把握しているのならば。主張のポーズの手助けには、なるだろう。 『あなたは、何だ。あなたは、何が目的なんだ』 静かに紡がれた紆余曲折の問いかけに、その場に居た五人は息を呑んだ。 傍若無人は、何なのか。そして何が目的で、こんなことをしているのか。 答えられるのかどうか分からないくらいの、直球の質問だったが――返答はすぐ、返ってきた。 『――そうだな。ではまず、そこから話すとしようか』 ノイズ交じりのその声は、やはり変わらない平坦な調子で、語り始めた。 数年前からずっと変わらない……誰の目も見ず、誰のことも考えず、自分勝手に行動を起こす、 傍若無人の四字熟語を与えられた男は、決定的な言葉を放つ。 『――己は、傍若無人。前回の四字熟語バトルロワイアルの優勝者にして――――、 ――――今回の実験の進行を助けるため手配された、主催側の尖兵だ――――――。 ――――――目的は、一つ。”取引”だ。己はそれに足るだけの――情報を――持っている』 それは……バトルロワイアルを終わらせる、最期通牒の始まりだった。 第二放送 前のお話 次のお話 最期通牒 前のお話 四字熟語 次のお話 確定申告 紆余曲折 最期通牒 確定申告 一刀両断 最期通牒 確定申告 切磋琢磨 最期通牒 蓬平団子 優柔不断 最期通牒 蓬平団子 勇気凛々 最期通牒 第二放送 傍若無人 最期通牒 用語解説 【駐車場看板】 駐車場の地区を表す看板。大型ショッピングセンターの駐車場は同じ風景が続くため、 車を止めたのがどの辺りなのかが分かるようにエリアごとに看板が設置してあることが多い。 そういえばなぜかは分からないが、今まで見てきた限りではアルファベット以外でエリア分けがされているところを見たことがない。 確かにわかりやすいけれど、もっとバリエーションに富んでいてもいいと思う。代案は思いつかないけれど
https://w.atwiki.jp/kata-niho/pages/56.html
原語 original 和訳 名詞 原型、原形、原物、原品、原態、元祖、初代、 元 (もと)、本家、発祥、原産、元ネタ、初期、本場、先駆け、原点、原作、原著、由来、本来、元来、根源、始まり、最初、原初、創始、発端、起こり、正統、本格、本式、開祖、始祖 原~: + ... 原本、原文、原曲、原画、原題、原名、原稿、原像、原価、原語、原案、原図、原料、原木、原板、原盤、原版、原色、原典、原酒、原液、原油、原乳、原音、原譜、原簿、原籍、原書、原話、原歌、原詩、原説、原論、原句、原石、原鉱、原種、原隊、原註、原綴、原土、原皮、原毛 その他の品詞 元元 (もともと)、 真 (しん)の 独自、独創、創作、特製、自家製、唯一の、自分だけの、個性的、手作り、手製、自作、特別、無二の、ただ一つ、 単一 (たんいつ)の 慣用句・諺・四字熟語・未分類 生みの親 唯一無二 漢字一字 原、元、本、祖、初、由、源、起、真、正 唯、個、特、独、単 やまとことば もと(本)、おや(祖)、みなもと(源)、たね(種) まさし(正)、まことし(眞し)、ふたつなし(二無) あつらへ(誂)、てづから(手づから)、こと(異)、けなる(異なる) 備考欄 辞書 説明 廣辭林新訂版 (名) 獨創的。新機軸。 新訂大言海 (無記載) 角川国語辞典新版 ①名 ①原型。②原作。原本②形動ダ 独創的。 大英和辭典 〔形〕[一]元ノ,始メノ,本源ノ,原始ノ,原始的,根元ノ,起源ノ,最初ノ,原〔ゲン〕….[二]創造的,創始的,獨創的,創意的.〔名〕[一]原物.[二]本人,實物(寫眞・畫像ナドノ).[三]原作(美術・文學ノ作品ノ),原本(書類ノ).[四]【法】原本.[五]原語.[六]〘古〙原因,起因,起源.[七]【動・植】原種〔ゲンシユ〕.[八]奇人,一風變ッタ人,變リ者,變人,一風流〔イツプウリウ〕ノ人.[九]〘稀〙起ルコト,起リ,始メ.[十]〘稀〙變ッタ事,希代〔キタイ〕ナ物.[十一]†出〔デ〕,素性〔スジヤウ〕,家柄.[十二]†〔複〕元素. 派生語 オリジナリティー 独自や特製、創作などは英語でoriginalではない様。 翻訳例(翻訳時刻:2022年4月19日) 「これは独自の技法で作った特別な部品です。」 DeepL:This is a special component made using a unique technique. Google:This is a special part made by our own technique. 「創作料理を振る舞う旨い飯屋。」 DeepL:A good eatery serving creative cuisine. Google:A delicious restaurant that serves creative dishes. 「自家製の漬物を添えたとんかつ定食。」 DeepL:Tonkatsu set meal with homemade pickles. Google:Tonkatsu set meal with homemade pickles. 同義等式 原語単位 original=元の カタカナ語単位 オリジナル=創作の カタカナ語の類義語 ルーツ 附箋:O オ 英語
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47263.html
登録日:2021/02/10 Wed 11 55 20 更新日:2024/09/18 Wed 16 53 43NEW! 所要時間:約 21 分で読めます ▽タグ一覧 ナレーション メタ発言 不自然 創作 富山敬 説明 説明しよう! 説明セリフ 説明台詞 説明役 都内某所にて、電話の着信音が鳴った。 「はい、もしもし、アニヲタです。 あ、冥殿さん。23時に、家でくつろいでる俺のスマホに電話してくるなんて、どうしたんですか? え?アニヲタWikiに『説明台詞』の項目を立てて欲しい? そんな、ただのWiki篭りの俺が、あの4万以上の項目を持ち、10年以上の歴史を持つアニヲタWikiに項目建てなんて… たしかに、半年以上ROMり、さらに1年間追記・修正してきましたけど、まだ早いかな…って。 え?冥殿さんのアナルを?わかりました、やってみます!」 そう言って、彼は満面の笑顔で電話を切った。 説明台詞(せつめいゼリフ)とは、↑こういう感じのセリフである。 目次 ■概要 ■説明台詞の種類1. 解説型説明台詞 2. 復唱型説明台詞 3. 伏線的解説台詞 4. ナレーション・天の声 ■説明台詞の問題点 ■解説キャラ ■有名な説明台詞&解説キャラ ■無知キャラ ■余談 ■概要 我々は「常識」というものを持ち、それを利用することで会話をスムーズにしている。 例えば、筆者が「クリスマスの日、東京スカイツリーに一緒にいかない?」という問いかけをした時、日本人の女性なら「あ、その日は用事があるので無理です」と即答してくる。 これは、この問いかけにどういう意味があるのか、固有名詞である「クリスマス」や「東京スカイツリー」とは何なのか、お互いに常識により分かっているからである。 しかし、常識を共有できない相手、例えばイスラム圏の子供に同じことを言えば、 「クリスマスとはいつだ?東京スカイツリーとは何だ?どこにある?どうやって行く?いつ発動する?」 と返してくるだろう。 この場合、「グレゴリオ歴で12月25日にあたる日に、日本国の東京都墨田区にある高さ634メートルの電波塔、東京スカイツリーに飛行機や電車を使って一緒にいかない?」と説明を交えて問いかける必要がある。 常識を共有できない相手としゃべる場合、こういった説明的な話し方が必要になるのだが、これはマンガ・アニメに登場するキャラと、我々現実世界の人間にも同じことが当てはまる。 架空の世界の人間と現実の人間とでは、常識にズレが生じるのは当たり前だからだ。 そのため、「作中世界では当たり前で省略すべきこと、あるいは、発言する必要のない・発言すべきではないことなのに、読者・視聴者に説明するためにあえて追加された発言」つまり説明台詞が登場するのである。 ■説明台詞の種類 国語学によれば説明台詞は9種類に分類できるそうだが、分かりにくい分類や廃れた文化もあるため、当項目では下記のように分類し、それぞれ説明していくこととする。 なお、これらの説明台詞は併用されることもある。 1. 解説型説明台詞 初めて読んだ漫画に A「おい、氷帝が不動峰に負けたらしいぞ!」 B「おいおい、嘘だろ?」 という会話があったとしよう。 この会話だけを聞いても、読者は「氷帝とかいう存在は、不動峰とかいう存在に負けるのがありえないくらい実力差があるらしい」ということが何となく伝わってくるぐらいが精々で、ほぼ何も分からないのが普通だろう。 なぜなら、それらのことも、この世界の常識についても、読者は何も知らないからだ。 ↑上記の会話を解説型説明台詞に変換すると ↓こうなる A「おい、中学テニスの地区予選で氷帝学園が不動峰中学校に負けたらしいぞ!」 B「あの、200名以上の部員数と圧倒的な予算を持ち全国大会常連の氷帝学園が、毎年地区予選敗退で部員数もギリギリの不動峰中学に敗北しただって?!冗談だろ?」 おぉ、分かりやすい。これなら何があって、それがどういうことなのか、我々にもばっちり分かる。 この、読者に状況を分かりやすく解説するために意図的に追加・延長されたセリフが解説型説明台詞である。 本来こういった前提知識は、本編とは別の場所で解説すべきことであろう。 しかし、マンガやアニメではページ数や放送時間に限界がある上、文字だらけのページや単調な解説は読者や視聴者に見向きもしてもらえないことが多い。 そこで、こういった会話を含めることで、わざわざ解説のためのページを設けたり、設定資料集を買わせたりすることなく、世界観を読者に伝えることができるのである。 吉本新喜劇ではこの解説型説明がギャグとしても使われる。 よくある例としては 借金取りが催促に来ると、舞台になる場所(喫茶店や旅館など)の買い上げを狙う不動産屋が買い上げを前提に借金の建て替えを相手に提案 相手から何らかの形で矛盾(借金取りと不動産屋は初対面のはずなのにお互いの名前を知っている等)を指摘される 最終的には借金取りが「あ~これ以上言うな!言うと我々と不動産屋がグルになってこの土地の買い上げを狙ってることがバレてしまう!」と長々説明台詞をしゃべりバレる というものがある。 他にも逃げてきた相手を隠す際、匿った場所の前に立ち「ここには絶対におらん!!」と叫ぶネタもあり、これも解説型の派生と言えよう。 2. 復唱型説明台詞 アニメにて、Aに電話がかかってきたとする。 A「はい、もしもし……え、なんですって!?……それで場所は?!分かりました、すぐに向かいます!」 こう応答したとしよう。 内容が完結していないが、電話なので片一方の話しか伝わっていないため、特におかしいことではない。 しかし、これだけ聞いたとしても、視聴者は「何かとんでもないことが起きて、Aはどこかに行くんだな」くらいしか分からない。電話の相手が何をしゃべっているか聞こえないからだ。 ↑上記の内容を復唱型説明台詞に変換すると ↓こうなる A「はい、もしもし、毛利です。え、なんですって?!犯人から『暗号つきの爆弾を仕掛けた』との犯行声明が届いた、ですって?!なるほど、そこで名探偵である私、毛利小五郎の力を借りたい、というわけですね。それで場所は?!米花シティービルですか…分かりました、すぐに向かいます!」 おぉ、分かりやすい。聞こえていないにもかかわらず、電話の相手が何を言ったか、手に取るように分かる。 こういった「電話の相手が言ったことを復唱する」ことで、何を話していたかを読者にも説明させる現象が復唱型説明台詞である。 相手が何をしゃべったか、を視聴者に伝えたいのであれば、電話の内容をそのまま視聴者に伝えればそれですむのだが、以下の理由で度々用いられる表現でもある。 編集の都合 相手が何をしゃべっているか、いちいち電話相手にシーンを切り替えたり、相手の声を編集で差し込むのが面倒くさい、または技術的に難しい場合に。 演者の都合 しゃべっている相手の俳優・声優をまだ出演させられない(させたくない)場合。 演出の都合 電話の話し相手やセリフの内容を隠したり、読者・視聴者に想像させたい場合などに。特定のセリフを強調する効果もある。 逆に言えば、会話の内容を吹き出しで簡単に入れられるマンガでは、この表現はあまり見られない傾向にある。 なお、電話で聴いた内容をリアルタイムで周囲にいる人間に伝えるため、あえて復唱型説明台詞を使うのは現実にもよくある話だったり。 一昔前までは、こういった説明台詞は電話(稀に手紙も)でしか用いられなかったが、平成期以降急増しているのが主人公が喋らないゲーム作品におけるパートナーのセリフである。 主人公のセリフを表示できない関係上、主人公の相棒やヒロイン、会話相手が主人公の言った内容を要約した上で復唱することが増えてきているのだ。 A「え?一人じゃ危険だから私にもついてきて欲しいって?しょうがないわね、つきあってあげるわ!」 こんな感じである。 普段は主人公の言ったことをほぼ全部復唱するクセに、先のストーリーのネタバレ防止のため、大事な部分だけははぐらかすパートナーにイライラした人もいるのでは? また、電話を切った後に他の登場人物に説明をするパターンもある。こっちの方が自然である。 3. 伏線的解説台詞 巨大な氷を目の前にしたA達 A「この氷、リザードンの炎で溶かせないか?」 B「こんな巨大な氷、リザードンだけじゃ何時間もかかる。それじゃ間に合わない」 こんなシーンを想像して欲しい。 『リザードン』という炎を出せる何かをBは持っているようだが、どうやら力不足らしいことが分かる。 これを1.で紹介したような解説型に変換することもできるが、この項で紹介するのはそうではない。この会話に伏線としての解説を仕込むのである。 ↑上記の会話を伏線的説明台詞に変換すると ↓こうなる A「この氷、リザードンの炎で溶かせないか?」 B「こんな巨大な氷、例え 伝説の炎ポケモン、エンテイがいたとしても何時間もかかる。それじゃ間に合わない」 言っている内容は全く同じだが、『エンテイ』なる新たなる存在を読者に提示している。 エンテイが何者なのか、どんな能力なのかはAやBは常識として知っているようだが、読者には分からないし、この場合、分かってもらう必要もない。 しかし、このセリフ一つで、読者の中では「エンテイってのはリザードンよりもすごいのか、どんなヤツなんだろう」と想像を膨らませることができ、 また、実際にエンテイが登場した際には「あ、こいつがBの言っていたエンテイか!」と伏線のような役割を果たすのである。 この伏線の便利なところは、必ずしも回収する必要がないことである。 普通であれば、伏線を用意したのに回収しないと「あの意味深な会話はなんだったの?」「結局、あの手紙はなんだったんだ」とモヤモヤが読者に残るが、伏線的説明台詞であれば最後までエンテイとやらが登場しなくても、おかしな話ではない。 この点で、伏線としては気軽に扱いやすい部類に入る。 もちろん伏線として用意した以上、後で「リザードンよりすごい炎を出せるポケモンはいない!」なんて矛盾した説明をしてしまわないようには気を付けなければならないが。 4. ナレーション・天の声 「え、これが?」と思う人もいるかもしれないが、実はナレーションも説明台詞の一種である。 本来、作中で A「日本中を旅している我々ですが、ご隠居、そろそろ紀伊の国に入りますよ」 という解説型説明台詞が入るところを、 ↑これをナレーションに変換すると ↓こうなる ナレーター「日本行脚の旅を続けるご老公様一行は、紀伊の国に足を進めている所であった」 こんな感じの文章が、作中の人物ではなく、ナレーターによって語られるのだ。 我々は表現として慣れ切ってしまっているので違和感は無いものの、こんな説明がどこからともなく、誰の声かもよくわからないままされているのは、冷静に考えればおかしいだろう。 作中の登場人物がナレーションが流れていることに気づきもしないのも、改めて考えれば不気味に思えてくる。 実際、生活水準があまり高くない国の貧しい人たちにテレビの映像を見せると、口の動きと声が合っていないこと、人が映っていないにもかかわらず声が聞こえてくることに混乱・恐怖することも少なくないという。(*1) 小説では地の文やト書きになるところも、映像作品では画面に文章を表示して視聴者に読ませる、という表現はとりにくいのである。 しかし、何でもかんでも作中の人物に説明させていたのでは演者の負担が大きくなる上、セリフが増えるにつれ、重要なセリフの印象が薄くなる問題がある。 取るに足らないようなことであれば、ナレーションでサラッと流してしまうのも致し方ないだろう。 また「その時点では、登場人物の誰もその事実を知らない」ような内容を解説する場合、作中の人物に話させるワケにもいかないため天の声の出番になる。 ■説明台詞の問題点 読者・視聴者に分かりやすく状況や物事を説明してくれる説明台詞だが、なんといっても「不自然」という大きな問題がある。 キャラが「あの鍛冶師の悪事を王様に報告しよう!」と言えば済むところを、 「やっぱり鍛冶師のホルグレンは、貴重な鉱石エルニウムを横領していたので、今すぐミッドガルド国 首都プロンテラの北にある王城へ行って、王様であるトリスタン3世様に報告しなければならない!」 などと長ったらしい説明台詞を喋り出せば、受け手としては違和感が拭えなくなってしまう。 1回だけなら「説明乙!!」というツッコミが入るくらいで済むが、何回もやると「なんで登場キャラは、みんな読者を認識していちいち説明を入れているんだ?」とメタ発言として扱われ、いっきに白けてしまうことになるだろう。 とある漫画家も自身の著書で、 キャラクターとしてではなく作者として、読者にこびへつらう様なことをしゃべらせた途端、作品全体からリアリティーやキャラクター性が失われていく。 そのキャラが言わないような説明くさいセリフや、とってつけたようなカッコツケたセリフは逆に読者に何も伝えられない。 と綴っている。 また、文章量、あるいは発声量が増えることで、読者・視聴者がかえって理解しにくくなる場合もあるだろう。 説明しすぎた結果、読者の想像の余地がなくなったり、逆に説明不足な部分が浮き彫りになる弊害もありうる。 こういった問題を抱えないためにも、過度な説明台詞の使用はできる限り控えたいところである。 ■解説キャラ 説明台詞は基本的に忌避されているが、説明台詞をしゃべっても違和感のないキャラ、つまり解説キャラを出すことで解決できる場合もある。 彼らは主人公に説明するという体で、間接的に読者に分かりやすく状況を説明してくれるのだ。 解説キャラとしては、以下の様な人物がなりやすい。 理系や物知り、オタク自分の知識をひけらかすのが好き。時には誰も聞いてないにもかかわらず、ぶつぶつと独り言を言ってでも読者に解説してくれることも。 先生やコーチ人に物を教えるのが仕事であり、読者・視聴者すらも教育対象の例外ではない。 冒険者ギルドの受付や異世界ではじめて出会った人異世界転生モノに多い。親切でおせっかい焼きな彼らは、主人公と読者にその世界のことを快く案内してくれるだろう。 口数が少ない人物の周囲の人状況や心境を誰かが慮らなければ、物語が進まない。 味見役 参謀・知恵袋ポジション 言動の全てがメタ発言のキャラクター ■有名な説明台詞&解説キャラ ナレーター しゃべるセリフが全て説明台詞。 ヤッターマンの様にわざわざ「説明しよう!」と前置きしながら語りかけてくるパターンも存在。 基本的にはナレーターはナレーターでありキャラ付けはされないのが基本だが、中には馴れーションの様に、妙な人気を確立することもある。 一方、ナレーターのしゃべりが視聴者にウケず、作品自体の評価が下がることもある。 ロバート・E・O・スピードワゴン 吉良の同僚 (共に『ジョジョの奇妙な冒険』より) やめとけ!やめとけ! 荒木先生は説明台詞を使わないんだ! 「どういうこった」って疑問に思ってもネタバラシが遅れるんだか遅れないんだか… 『ロバート・E・O・スピードワゴン』25歳 独身 説明は基本モノローグでそつなくこなすが今ひとつ違和感のない手段…… なんか一人で理解してるっぽい気配ただよう顔と態度をしているため結局敵には勝てるが スピードワゴンだけは(*2)大声で解説ばかりさせられているんだぜ 悪いやつじゃあないんだがこれといって特徴しかない……印象の強い男さ ゲンスルー(HUNTER×HUNTER) 説明台詞としては特殊なパターン。作中、突然に自分の能力について説明をはじめる。しかし、これは読者のためなどではなく、彼の能力「命の音」の発動条件であるため。 このように説明台詞であっても、何かしらの理由をつけることで不自然さを軽減することができる一例。 とはいえ、HUNTER×HUNTERは1ページ丸ごと説明台詞で埋め尽くす、とかやったりもしているのだが… カードゲーマー、デュエリストのみなさん(遊戯王等) カードを使うたびにその効果を口で説明している。 説明は義務ではないし、カードの効果について質問することもない。でも説明する。その習性を逆手にとって、あえて効果を説明しないのは勿論、嘘の情報を流して相手デュエリストや視聴者に騙し討ちを行ったキャラすらいる。 遊戯王のデュエルディスクにはカードの効果を確認する機能が無いわけではないようだが、その機能が適切に利用されたことは数少ない。 逆にデュエルディスクで効果確認をしようとしたところ、わざと効果を隠したりしたことも。隠した当人いわく「余興」。よって任意で隠したり公開できるようだ。 また、「自分の作戦を説明するセリフないしモノローグが入ると、結局それを実行できずに負ける」というジンクスもある。 いわゆる「説明はフラグ」。 HA☆GA「これでお前のモンスターは全て攻撃終了! ポイズン・バタフライの効果でお前のライフはゼロだwwwヒョーッヒョッヒョッヒョwwwwヤッターwwwww俺の勝ちだー!!!」 ATM「何勘違いしているんだ?」 ミスト・レックス 「教会についたぞ」←周囲には誰もいません ザ・テリーマン 「そういえば聞いたことがある」 ……とはあんまり言ってないが、アニメ版の影響もあって「テリーマンといえば解説」という印象を持つ方も多いだろう。 雷電&民明書房(魁!!男塾) 「ぬうっ、あれは薛瞑是の理符!よもや現存していたとは…」 「知っているのか雷電!?」 清の初代皇帝である太祖ヌルハチは武道を貴び、盛んに天覧試合を行った。 それに名乗りを上げた当代の達人、薛瞑是(せつ めいぜ)は並み居る武芸者をただ一撃のもとに破って名を挙げたのだが、そのあまりにも鮮やかな動きを見た者は誰しも目を丸くし、何が起きたのか分からない有様であった。 試合での動きを太祖に問われた薛瞑是は自分がいかにして相手の攻撃をさばき、急所に打撃を加えられたのかを的確によどみなく答えた。 太祖はこれを聞いて大いに喜び、高禄をもって薛瞑是を近衛兵の教官に召し抱えた。 薛瞑是は自らの武術の要諦を理符(りふ)と呼ばれる書簡に書き残した。これは武術を鍛錬する者に伝えるものとして簡潔にして過不足ない文言であり、こうして鍛え上げられた精兵により太祖は清帝国の繁栄の礎を築き上げたのである。 清帝国はその後の歴史の動乱の中に滅んだが、時宜に合った情報を間違いなく伝えることを良しとする薛瞑是の理符の精神は現代を生きる我々の中にも確かに息づいている。 民明書房刊『中国史に学ぶ文武両道の達人たち』より エックス(ロックマンX3) きみは ゆくえふめいに なっていた マックじゃないか これに限らず、関連作品を含め、X3のエックスは説明台詞が多い。 「オイオイオイ」「死ぬわアイツ」(グラップラー刃牙) 「それにしても第1話だというのにこれだけ状況をわかりやすく説明できるのは 改変素材として優秀というほかはない」 ■無知キャラ このように「解説キャラ」というのは便利なものだが、これにも限界はある。 まず、「解説できる内容は、ある程度他の人物も知らないような話題に限られる」という問題。 いくら物知りで自己顕示欲の強い人物でも、(読者・視聴者は知らないが)作中で誰でも知っているような常識をペラペラと話し始めるような奴はいない。 それは解説キャラを通り越してただの変人・奇人である。 また、キャラ付けの一環となってしまうため、その人物に強く依存してしまう問題もある。 そのキャラを常時同行させるのも展開が縛られすぎるが、かと言って別の解説キャラを作るのも難しい。 何よりキャラクターのアイデンティティーに関わる部分であり、必ず解説キャラを入れるとなるとキャラの性格付けの幅が狭まってしまう。 そのため、よく見られるのは「何も知らなくて当然のキャラクター」を作ることである。 何らかの理由で作中で知っているはずの事柄を知らないとなれば、周りの人間がフォローのために教えてやるというシチュエーションも不自然でなくなる。 「解説キャラ」と呼ばれてしまうような作為的なキャラクターを入れずとも、適当な周囲の誰かに言わせればよいので展開の幅も広げられる。 説明に「なんだ、お前そんな事も知らねぇのか?」などと前置きを付けてやれば、それがその世界の常識であることが強調でき、キャラ付けにも繋がってなお良い。 無論、無知キャラと解説キャラが両方見られるような作品も少なくない。 具体的には以下のようなキャラクター、シチュエーションが挙げられる。 記憶喪失 ド定番。 その人物の正体などの伏線を残すことができるので、ストーリーも広げられる。 特定の時期だけの記憶が失われていたり、唐突に治ったり、「実は記憶喪失だった」と後付けで使ったりと自由に使える超便利要素。 「記憶喪失ってこんなに都合よく行くものなのか?」という皆が思う疑問も、何せ複雑な脳の働きなのでそんなこともあるのだろうと何とかなる。 異世界・異国・異星の人物 記憶喪失に次ぐ定番。 あくまでその世界の人物である記憶喪失に対して、世界自体が違うため根本的な常識も知らないという設定にしやすいのが利点。 いわゆる異世界モノの隆盛も、「どんな世界観も主人公=我々と同じ世界にいる人間に説明させることで早い段階で受け入れられるから」というメリットは間違いなく重要な要素だろう。 異世界・異国とは違うが、タイムスリップやコールドスリープで異なる時代に行くパターンもしばしば使われる。 異世界から来たと言うと色々問題が起きるので、記憶喪失を装って教えて貰うという複合パターンも割とある。 新人 物語のメインテーマである物を新たに始めたばかりの人や、舞台となる場所に入ってきたばかりの人。 能力バトル、競技、お仕事、学園などあらゆるジャンルでよく見られる。漫画のみならず小説、ドラマ、ゲーム等媒体も選ばない。 新人故に何も知らないのも、周囲が説明してくれるのも自然な展開であり、新人を通して読者はメインテーマのみならず、登場人物の人間関係なども知ることになる。読者も感情移入しやすいため主人公の設定としては王道中の王道。 逆に主人公がその道のベテランの場合、もうひとりの主人公や二番手に新人キャラを配置し、主人公が解説役を務めるパターンが多い。 ゲームのチュートリアルでは、説明役が主人公に説明するという形式をとっているパターンも見られる。 おバカ、劣等生キャラ 少年向け作品の主人公やコメディリリーフキャラでよく見られる。 本来なら立場上知っているべき知識もバカなのでわからない、忘れたというのも不自然ではない。 また自然な描写なら小難しい説明になりかねない所も、おバカキャラのために「バカにもわかる説明」にしてもらう描写にすれば、読者にも分かりやすく説明してもらえる。 新人は物語が進むと新人ではなくなり説明してもらう必要が無くなってしまうが、バカならいつまでもバカなので無理がない。 熱血、直情系キャラ ひと昔前のアニメやホビーアニメ等でよく見られるパターン。 とにかく目の前の実戦にしか興味がないため、情報を得ようとしないので本来なら知っているような業界の常識も知らない。 理論派のライバルに比べて主人公は直情型というキャラ付けにされることも多いので、その流れで行けば無理がない。 子供 無知と言えば子供。生きている年数が少ない子供なら色々なことを知らなくて当然。 ……なのだが、このパターンは比較的少ない。 まともに常識も知らない子供となると相当幼い子供になるし、そのようなキャラクターを物語の主要人物に据えるとなるとストーリーにも大きく影響が出る。 そもそも子供に教えるのでは伝え方も変わって来たりと、説明の機会を作るどころの話ではなくなってしまう。 とはいえ、大まかな舞台設定を説明される役として序盤にだけ同行させる、ゲストキャラとして登場させる、回想シーンに幼い頃の人物を出す等、一時的な無知キャラとして出しやすいため、結局は作品によりけり。 生まれてすぐに文明から離されたり、培養器に入れられていたり、肉体だけ成長させられるなど、「精神的・知識的にだけ子供」というパターンでこの役を務める例もある。 人工知能や人造生物 子供パターンの亜種。言語能力はあるが知識がない、特定方面の知識はあるが常識は欠けている、またはその逆等の設定を調整しやすいのが特徴。 ワトソン 名探偵シャーロック・ホームズの親友にして、その物語の語り部となる伝記作家ジョン・H・ワトソン。 彼は無知どころか医学博士号を持つ聡明な人物だが、名探偵であるホームズに比べると、その思考力はあくまで常人の域を出ない。 そんな彼が側にいることで、ホームズは「よくわかっていない相棒に説明してやる」という体で自然と推理の解説に入れる。いわば「相対的な無知キャラ」である。 彼のような「読者の目線に近い探偵の相棒」キャラは推理小説ではとても有用であり、多くの推理小説で踏襲され、ワトソンはその代名詞になっている。 ■余談 ちなみに、国語学上、他に説明台詞に分類されるのには以下のものがある(一部は説明しにくいため省略)。 ただ、アニヲタの間でこれらが説明台詞と呼ばれることはあんまりない(全くないわけではない)。 自分が行っている行動(技名)を叫ぶ 例:リュウ「はどーけん!」 ケン「しょーりゅーけん!」 ザンギュラ「スーパーウリアッ上!!」 キャラが何をしているかを説明するため。たまに、技名と違う技を繰り出して、相手と読者を混乱させるヤツもいる。 新聞やニュース画面を映す 例:ニュースキャスター「臨時ニュースをお知らせいたします。ばいきんまん氏殺害の疑いでアンパンマン容疑者が逮捕されました」 画面にこういった要素を含めることで、事件の詳細を視聴者に伝える。まるで狙ったかのように、ちょうどいいタイミングで臨時ニュースが流れるのは、もはや様式美。 表現を変えての繰り返し 例:サイタマ「俺はアイツの顔を軽く殴っただけだ。握った拳をアイツの顔面にそっと叩きつけてやった、それだけなんだ」 同じ内容の文章を表現を変えて記述すること。確実に読者に何が言いたいかを説明したい時に。 言葉の活用形を変えることで身分や関係性を表す 特定の単語を用いることで、時間や性別を表す 古文において用いられた表現…らしい。外国語では現代でも使っている所は多いとか。 Wiki篭り「追記・修正お願いします」 ↑このセリフを説明台詞に変換すると ↓こうなる Wiki篭り「この説明台詞の項目は未だ不完全であり、足りない情報を補う『追記』や、誤った情報を訂正する『修正』が必要なので、今この項目を閲覧しているあなたにもご協力をお願いしています。」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 知っているのか、雷電!? -- 名無しさん (2021-02-10 12 00 26) ナレーションのお株を奪うメガトロン様(トリプルチェンジャーの反乱より) -- 名無しさん (2021-02-10 12 07 48) アニメ版ジョジョ波紋編という説明セリフの聖地 -- 名無しさん (2021-02-10 12 18 54) 最近はアニメ化でナレーションの説明ゼリフが登場人物のモノローグに変更されるパターン増えたような。呪術とか -- 名無しさん (2021-02-10 12 40 16) 虚淵玄作品に多め。長台詞シーンを如何に退屈させずに演出するかが監督の力量を問われる -- 名無しさん (2021-02-10 12 41 13) 「実は、かくかくしかじかで……」「ええ!?○○さんが××で△△!?」「なんで分かるねん!」(吉本新喜劇) -- 名無しさん (2021-02-10 12 43 54) 説明をする前に別の説明をする必要があるという入れ子説明 -- 名無しさん (2021-02-10 13 10 07) ジョジョのスピードワゴンは? -- 名無しさん (2021-02-10 13 17 17) 真剣は切れ味がある分あつかいやすいし素人から玄人まで幅広く使われている武士の基本武器 対して研無刀は見た目なんかは真剣とほとんど変わらねぇがあえて斬れない様に鋭く研がない分 硬度と重量をかなり増加させて斬るより破壊を目的とした玄人好みのあつかいにくすぎる刀 使いこなせねぇとナマクラ刀より弱いただの鉄クズみてぇなもんだってのに何であのガキは? -- 名無しさん (2021-02-10 13 21 50) 初稿が高校なのを編集の時はスルーしちゃったけど、テニプリってあの貫禄・ビジュアルでも中学生(あんだけ暴れる連中が集まってても中学校の大会)なのよね… -- 名無しさん (2021-02-10 13 22 59) なお富野由悠季 -- 名無しさん (2021-02-10 13 25 42) 説明台詞の拗さを皮肉った五十嵐ワタル -- 名無しさん (2021-02-10 13 35 08) 富野監督は長ったらしい台詞がないから観やすくていい。 -- 名無しさん (2021-02-10 13 37 21) ↑7 だからって麻婆を挟んでぐるぐる歩かんでもええやろがい -- 名無しさん (2021-02-10 13 38 11) 個人的に印象的なのはオメガマンディクシアの登場時のセリフ -- 名無しさん (2021-02-10 13 43 55) 紙芝居形式のゲームだと説明臭い言い回しになるのは仕方がない所がある -- 名無しさん (2021-02-10 13 55 15) 金沙羅舞踏団! -- 名無しさん (2021-02-10 14 17 34) チュートリアルもキャラの説明台詞で行うマリオRPG系のゲーム。これに文句言ってる者はマリオの世界にリアリティを求めるな -- 名無しさん (2021-02-10 14 46 10) 浦沢義雄はテンポのいい説明台詞(説明しなくても視聴者的にも作中人物的にも当然の事項)を差し込むギャグが頻繁にある -- 名無しさん (2021-02-10 15 18 05) ハスタキック(槍攻撃) -- 名無しさん (2021-02-10 15 41 54) 旧キン肉マンの説明セリフの多さは異常 -- 名無しさん (2021-02-10 21 39 39) 渡る世間がめっちゃ淡々とした喋り方で説明口調なのは家事してる主婦にもわかりやすくするためだとか -- 名無しさん (2021-02-10 21 42 05) キャッ党忍伝てやんでえでナレーターが声優の顔写真付きで島流しにされてたな -- 名無しさん (2021-02-10 21 55 32) ゲームの他にも、主人公が喋らないASMR作品でも使われやすい。「…何?耳かきをしてほしい?」 -- 名無しさん (2021-02-10 23 43 52) アメコミ翻訳での④は、自身も含めた天の声での解説を「全能の語り部」と呼ぶ -- 名無しさん (2021-02-11 09 53 52) やりすぎるとサムライ8みたいになる -- 名無しさん (2021-02-11 10 59 30) 相談所で反対意見が無かったため、削除審議を外しました。 -- 名無しさん (2021-03-10 00 55 49) 台詞で言われてたかどうか忘れたけど、忍たま乱太郎では本来あってはいけない忍術学園の看板が読者の為にあえて置いてあるって設定だっけ -- 名無しさん (2021-03-10 18 44 55) 美味さや巧さ、映像だけで表現できないものは解説なしに成り立たない -- 名無しさん (2021-03-18 20 08 34) 浦沢義雄作品だと長ったらしい正式名称をいちいちフルで復唱するギャグが頻繁にみられる -- 名無しさん (2021-03-18 20 32 45) 自作の小説に「通信機を隠し持っていて本国に情報を送るためしょっちゅう説明台詞を言う」というキャラを書いたことあるがあまりの扱いの難しさにシレっと自然にやっているプロの腕前に唸ったことがある -- 名無しさん (2021-07-03 20 38 55) ニンジャスレイヤー:1minビフォアtheタヌキの「そんなっ、説明は!?」「せぬ!!」「が、読者の方々にはそうはいくまい(以下地の文=サンによる説明)」の流れは説明導入の極北だと思う -- 名無しさん (2021-07-03 20 50 03) 能力バトル物だと「無知キャラ」のひとつとして「まだその世界に足を踏み入れたばかりの新参者」がよく出てくる…というか主人公の王道だよね -- 名無しさん (2022-08-16 23 34 49) 冒頭でしれっと筆者がフラれてるの笑うべきなんだろうか -- 名無しさん (2023-07-20 13 22 24) 「スレイヤーズ」のガウリイは説明の為に「魔法に疎い奴」として作られたんだけど、そのうち「記憶力全般がやばい奴」になってしまったというな。 -- 名無しさん (2024-01-11 22 19 14) 遊戯王6巻の10万円チャンス回もなかなかの説明台詞の宝庫。 -- 名無しさん (2024-01-11 23 08 03) 都合よく 違和感なく説明ニュースを流すならSNSのタイムラインとプッシュ通知が使えそう -- 名無しさん (2024-07-13 12 55 11) 忍殺の「ニンジャ同士が顔を合わせたらアイサツをする(敵味方全員がお互いの名前を知れる」、呪術廻戦の「術式開示(自身の能力を説明すると効果が上がる」あたりもできるだけ自然な形で説明をすますための努力だよなあ -- 名無しさん (2024-09-18 15 26 01) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/thvision/pages/1448.html
《業火絢爛》 No.861 Command <第十弾> NODE(2)/COST(1) 効果範囲:その他 発動期間:装備 【装備/場】 (自動γ): 〔全てのプレイヤー〕はカードをプレイする場合、2ダメージを受ける。 「ここから排除するまで逃がすもんか!」 Illustration:青芝クレハ コメント 「東方非想天則」チルノルートにおける霊烏路空ステージのタイトルを冠したコマンドカード。 カードのプレイを行う際、そのプレイヤーが2ダメージを受ける装備/場。 カードのプレイに対して効果が発生するという事は、VISIONがカードゲームである以上どのようなデッキ相手にも一定の効果を発揮しうる。 これを破棄する為のカードをプレイするにも、香霖堂等でデッキを掘り進むのにも、キャラクターカードを出すのにも、相手のカードにカウンターカードを撃つのにも2ダメージと、状況を打開しようと行動する度に状況を悪化させる事になるのだからたまったものではない。 相手に一方的にデメリットを被ってもらいたいならば、オレンジ/9弾や嫦娥あたりとセットで運用するのがいい。装備/場な為マナシールドとは同時運用できない。 もっとも、それらが無くとも速攻寄りのデッキに入れておけば、上述のようにそれだけで優秀なダメージソースとして機能してくれる。 ちなみに効果が適用されるのは、カードのプレイ前である。(総合ルール5.2.2.g)。プレイヤーにはプレイしようとした時点で2ダメージが与えられる。つまりライフ2以下ではカードのプレイが実質出来ない。このあたりも意識しておくとよいだろう。(総合ルール1.5.3.a) (自動γ)の発生タイミングはプレイする場合なので魅魔/7弾の自身を場に出す効果や雲外蒼天にあるような自動効果は問題無く使用出来る。 読み方は「ごうかけんらん」。元ネタは四字熟語の「豪華絢爛」だろう。豪華絢爛とはきらびやかに輝いて美しい様子。 関連 第十弾